婚活市場って女性の利用者が多いイメージがありますよね。
当社が加盟しているIBJも女性の割合が多い。
ただ、なぜか当社には男性が多く登録しています。
その中で50代バツイチ男性など、条件がそこまで良いとは言えない方でも、すんなり結婚出来る人もいれば。
30代で年収800万円と条件が良いのに結婚できない男性もいる。
「運が良かった」
「ラッキーな要素が多かった」と言ってしまえばそれで終わりですが、それではあなたの結婚も運任せになってしまいます。
そこで、私が今まで間近で見てきた、結婚できない男性の特徴をお話ししていこうと思います。
細かく上げていけばたくさんあるのですが、今回は基本中の基本である3つに絞ってお話をしていきますね。
目次
結婚できない特徴1(こだわりの強い男)
長年1人暮らししていれば、それなりにこだわりポイントって増えてくると思うんです。
例えば、
- 洗濯物の干し方・畳み方はこうじゃなきゃヤダ!とか
- 玄関は常にキレイを保ちたいから、靴は靴箱にすぐにしまう!とか
そのこだわり自体がいけないわけじゃないんですが、どうでもいいこと、譲るべきところでも自分のこだわりを貫き通してしまう人は結婚しにくいと感じます。
結婚相談所に登録すると、まず会員さんのプロフィールを作成するんですが、そこではPRを一緒に考えたり、趣味も異性受けの良いものを考えたりするわけです。
貯金があるのかないのか、親から譲り受けるであろう土地や持ち家など資産になり得るものがあるのか、ないのか。
そういったこともプロフィールには掲載できるのですが、全てを事実のまま載せる必要はない。
男性のプロフィールに「資産:土地・一軒家あり(親名義)」ってあると、女性は結婚後のことを一気に想像してしまう。
そう、こんな感じで。
「土地と一軒家の持ち家があるってことは、彼長男だから結婚したらあの家にいずれ住まなくちゃいけないのかな。○○県ってここから遠いよね…なんかイヤだな」と。
恋愛することがゴールなら関係ないですが、結婚相談所のゴールはあくまで結婚。
となると、そこまで女性は考えちゃうのです。
だから事実だとしても、「不利になり得るものは敢えて書かない」ようアドバイスしています。
それなのに、「いや、それは嘘つくみたいでイヤだ!」とか。
「僕は正直でありたいんだ!」と、無意味なこだわりを貫こうとする人がいます。
こういう方は残念ですが、婚活では成功しません。
「仕事では妥協したくない!」
「この部分だけは譲れない!」という1つや2つのこだわりなら、逆にかっこいいと思うんですね。
でも、うまくいくためのアドバイスをしているのに自分のこだわりを曲げない人は正直厳しい。
結婚できない特徴2(偏見を持っている男)
「高卒の人とは話が合わない感じがするんで、大卒以上の人がいいです」
「B型はイヤです」
「40歳以上の女性はおばさんに感じるので無理です」
相手への希望を聞いていると、こんな感じで好き勝手言う人がいるわけですよ。
高卒の人と話が合わないんだったら、半分以上は意思疎通不可ですね。
40歳以上はって…あなたと5歳しか変わらないじゃん…。
そんなことを言っている人に限って、「それ何人分の統計データですか?」って聞くと「3人です」って言うんです。
そんな自分が経験してきたわずかなデータだけで、日本中の人がそうだと決めつけるのは根拠がなさすぎる。
そのほかにも、こんな偏見を持っている人は結婚しにくいでしょう。
- 男なんだからデートプランを考えてスマートにエスコートするのは当たり前だ
- 自分より年下の人は知識も経験もないのだろう
- 女は結婚したら家事・育児をするのは当たり前だ
今は10代、20代でも私たちより稼いでいる人はたくさんいます。
女性の社会進出が増え、共働き家庭が多くなった以上、男は外で稼いで女は家庭を守ると言う考えも古くなっています。
時代はどんどん新しくなっているので、私たちの脳も日々アップデートしていかなくちゃ、世間から置いてけぼりにされてしまいますからね。
偏見を持って相手を見るとそれ以上良い部分は見つからなくなります。
せめてあなたは相手の見た目、学歴、年齢、年収、職業などで決めつけない人になって欲しいな〜と思います。
結婚できない特徴3(猪突猛進オトコ)
これで失敗した男性は数知れず。。
どういうことかというと、例えば。
- お見合い後、1回会い2回目のデートで、急に女性の手を繋いでしまう
- なんの前触れもなく、女性を下の名前で呼んで彼氏ヅラをし始める
- オイオイというタイミングで、告白をしてしまう
これ、女性の気持ちを考えることなく、とにかく距離を縮めたい。
とにかく早く自分のものにしたいと、男性が1人で突っ走って自滅してしまうパターンあるあるです。
まだ好きにもなってない、心を許していない男性からいきなり手を繋がれたら、ただただ気持ち悪いんです。
もちろん少し好意を持っていれば良い方向に進むかも知れませんが、猪突猛進オトコに限ってはこれでうまくいくパターンは考えにくい。
さらには、どんな確信があってこのタイミングで告白するのか?と思うほど、見込みゼロなタイミングで女性に告白してしまう。
当然、女性は友達としてまた会おうかどうか悩んでいる段階なので「結婚を前提にお付き合い」なんて頭の片隅にもない。
そんな状況で「結婚を前提にお付き合いしてください!」と言われても、ポカーンである。
まだ結婚相手として見れてないし、結婚観についても話せてない。
それなのに急に告白されても二つ返事でOKはできませんよね。
女性は先の先の先まで考えて、1つの不安もなくなった段階で交際を始めたいと思っていることが多い。
だから、告白してOKもらうためには「順番」がとても大切。
3回目のデートではこれを話して、4回目ではこの話をする。
そして5回目に告白をする、という定番の流れがあるのですが、アドバイスを聞かず「俺なら大丈夫だぜ!」と突っ走って自滅しては、婚活カウンセラーもお手上げである。
結婚できない男性の特徴(まとめ)
いかがだったでしょうか?
婚活業界ではこれは定番中の定番といった内容ですが、意外にもこれを知らずに同じパターンで失敗している方が多いと感じます。
結婚できる男性はこれを無意識に理解し、そして女性の表情・発言・しぐさを敏感に察知して自分に好意を持ってくれているのか否か判断しています。
一方、先に上げた3つのどれかに当てはまる男性は、女性ではなく自分のことしか考えていない。
自分はこうしたい、女性とこうなりたい、こんな女性と結婚したいと全て自分本位の考え方のためうまくいきません。
婚活は自分が相手を選ぶことも大切ですが、相手から選んでもらわなければ結婚できません。
まずは女性が喜ぶことを率先して提供し、「女性に選んでもらった後」に、どれにしようかなと自分で選ぶ方が気持ち的に楽だし、楽しい婚活になるのは言うまでもありません。
同じ場所で婚活を始めても結婚できる・できないは大きく分かれます。
あなたは上記3つのことを意識して「結婚できる人」になってほしいなぁと思います。