お化粧品を選ぶ時の、3つのポイント。

今は何千何万と種類のあるお化粧品を、あなたはどんな風に選んでいますか?

価格帯や内容成分と選ぶ基準はその方によってさまざまですが、使ってみたら肌トラブルを起こしてしまった・・・。

そんな話を聞く機会が多いのも現実です。

お化粧品の内容成分をしっかり見て購入することで、お肌トラブルを防ぎ健やかなお肌状態を保つ事ができるのです。

今回は肌トラブルを起こすことが無いように、お化粧品の選び方についてお話させていただきます。

目次

お化粧品はどんなものから出来ているの?

私達が毎日使用しているお化粧品ですが、基礎化粧品やメイク品だけではなく、シャンプーやリンス・整髪剤や歯磨き粉もお化粧品の分類に入ります。

今回は主に、基礎化粧品についてお話しさせて頂きます。

 

女性の方ならほぼ毎日と言って良いほど使用している基礎化粧品ですが、それがどんなものから出来ているのかご存知ですか?

基礎化粧品の内容成分までなかなか知る機会が無く、お化粧品を選ぶ時はCMやチラシ、雑誌や口コミなどで良さそうと思ったものを購入している方も多いのではないでしょうか?

実は、基礎化粧品の基本材料は、水+油+界面活性剤、(+助剤)の、たった3つの成分から出来ているんです。

 

この3つの比率を変える事で、お化粧水、乳液、クリームが出来上がります。

そしてこの3つにプラスして、リラックス効果を得られるように香を(助剤)、よりお悩みを解消できるように美容成分(助剤)等をプラスして、さまざまな基礎化粧品が出来上がっています。

なるべく植物系のものを。

お化粧品を作るための、水・油・界面活性剤ですが、使用する内容成分が幾つかに解れています。

水には、精製した精製水が使われています。

後の油と界面活性剤には、それぞれ3つずつの種類が有ります。

油には、1、鉱物油 2、動物油 3、植物油。

界面活性剤には、1、石油系界面活性剤 2、石鹸系界面活性剤 3、植物系界面活性剤、等に分類されています。

どの油と界面活性剤が使われているかで、お肌トラブルを起こしやすいのか、そうではないのかを知る目安ができるのです。

 

中でも注意が必要なのが、1の鉱物油と石油系面活性剤の成分が入った基礎化粧品です。

こちらの素は石油で出来ていますが、石油と聞いてびっくりする方も多いのではないのでしょうか?

お肌が敏感な方は、この石油系の成分が入った基礎化粧品を使う事でかゆみが出てしまったりかぶれてしまったりと、肌荒れやアレルギーが出てしまう原因にもなってしまいます。

 

次に、2の動物油と石鹸系界面活性剤ですが、こちらは動物の脂や成分からできています。

動物系のお化粧品はあまり手にする事が無いように感じますが、豚・牛・魚・馬など、さまざまな動物の脂や成分から出来ています。

 

例えば、バー油と言う商品を使ったり耳にしたことはありますか?

これは馬の油から出来ている商品です。

 

最後が、3の植物油と植物系界面活性剤です。

植物油・植物系界面活性剤は、植物の成分が使われています。

植物と聞くと肌に優しいイメージが一番に感じられますが、実はお肌への効果も期待できるものが多いのです。

最近では、植物系のお化粧品やオーガニックの商品等、お肌にとって優しいものや自然素材の成分の人気が出てきています。

 

それは多くの方がお肌の事を考えて、極力刺激が無いものやアレルギーを起こさないように、お肌の事を考えている方が多くなっているからではないでしょうか。

365日毎日使うものは、肌荒れやアレルギーを起こしてしまう可能性があるものよりも、自然本来の成分から出来ているお化粧品のを選んでいただく方が、お肌に優 しく且つ安心して使っていただけます。

殺菌剤やアルコールが、なるべく少ないの物を選びましょう。

殺菌剤やアルコールと聞いて、お化粧品には縁の無い成分のように思いますが、この成分が使われているお化粧品があります。

殺菌剤の入ったお化粧品は細菌を殺すように出来ている物なので、ニキビケア用に作られた商品に入っていることがあります。

私達の肌には常在菌と言って、お肌を健やかに保つ為には欠かせない菌が存在します。

殺菌剤はその有効な菌までも消滅させてしまうことに繋がり、お肌の保護機能を低下させてしまい、肌トラブルを起こす原因に繋がってしまうことがあります。

 

また、アルコールの成分が使われている商品ですが、特に弱肌の方や乾燥肌の方は注意が必要です。

お化粧品を使用した時に、肌にスーッと爽快感がある物は、アルコールが蒸発する時に感じられるものです。

アルコールが蒸発する時に肌水分を一緒に蒸発させ、お肌を乾燥させてしまったり。

アルコール消毒に反応してしまう肌質の方は、赤みやかゆみと言った症状が出てしまう事もあります。

お肌を健やかに保つ為には、この成分がなるべく少ないお化粧品を選んでいただいた方が安心です。

肌トラブルを防ぐ為には。(まとめ)

お化粧品の成分は、なるべくお肌トラブルにならないように作られている物もあれば、粗悪にできている物もあります。

いつまでも元気でお悩みの無いお肌を保つ為にも、基礎化粧品の内容成分はとても大切になってきます。

毎日使う基礎化粧品の成分が粗悪なものばかりでは、健康的なお肌を保つのは難しいですよね。

なかなか思ったようにお肌の調子が整わなかったり、使用しているお化粧品の効果が期待できないと言う時は、内容成分を見て購入していただくことも、お肌の為と言えそうです。



ABOUTこの記事をかいた人

中尾友子
以前の私の頬にはメイクで隠せないほど濃くて沢山のシミがあり、このいやな肌とは一生付き合っていくしかないと覚悟をしていました。
でも、あるきっかけからエステセラピストの職に就き、改めて自分の肌悩みだったシミと向き合う事に。
すると、みるみるそのシミが薄くなり、小さくなり、今ではあの時の肌がうそだったように思える程までになりました。
もっともっと沢山の方の笑顔が見れるよう、お客様のお悩みに寄り添い、一緒になってお肌悩みを解消させて頂いています。